50代の私が青春時代に読んでいてハマった少女漫画を、好きだった順にランキングしてみました。秋の夜長に読書(漫画だけど!笑)はいかがですか?
まず初めに青春時代と言えば中高生の頃。しかし特にマンガに夢中だったのは中学生の頃でしたので、その頃読んでいたマンガと言う事になりますね。
個人的な趣向が入っているランキングなので、同年代の方々と全て一致する想い出には当てはまらないとは思いますが、中には「わかるわかるぅ!これ好きだったわっ!」って方もいらっしゃるのではないかと淡い期待を込めながら作りました(笑)
そんな頃の想い出漫画ランキングです。皆様との思い出とリンクする少女漫画はあるでしょうか^-^
それでは早速どうぞ~♪
50代の私が青春時代に読んでハマっていたマンガランキング!
ポーの一族/萩尾望都
萩尾望都が繰り出す世界に魅了されていました
萩尾望都の代表作と言っても過言ではないでしょう。沢山、名作は有りますが、ポーの一族は名作だと思います。最近ではウン十年の時を超え続編が発売され、歓喜したのは記憶に新しいところです。
初めて読んだのは中学生でしたがヒトの生き血を吸って生きながらえる、恐ろしくも美しいバンパネラ物語に夢中になりました。
初めて読んだのは中学生でしたがヒトの生き血を吸って生きながらえる、恐ろしくも美しいバンパネラ物語に夢中になりました。
伊賀野カバ丸/亜月裕
少年漫画のようなノリが爆笑を誘う学園もの!
主人公の破天荒な性格と、天然の憎めない馬鹿っぷりキャラが見どころの痛快ギャク漫画です。のちに千葉真一の企画により、実写化され真田博之や武田久美子なども出演するなどで話題になりました。作者の亜月裕は東大出身の女性漫画家ですが「ぼくのってしまう」や「かぎりなくあほに近い男」など男性キャラを主軸とした作品が多く、笑えるマンガとして大好きでした。
愛してナイト/多田かおる
イタキスのずっと前に連載されて人気を博したラブコメ
通称・別マ(別冊マーガレット)で連載していた「愛してナイト」ですが、絵柄の派手さとは裏腹に乙女心を繊細に描いた作品として、当時の女子中高生に絶大なる人気がありました。90年代にはいると「イタズラなKiss」も人気となり日本のみならず、お隣り韓国や台湾でも実写ドラマとしてリメイクされています。しかし作者である多田かおる先生は、38歳の若さで亡くなってしまいました。結婚され、お子様もいらしたようです。引っ越しの掃除中に頭を強打したのが原因だったそうですが、とても残念ですね…。
ベルサイユのばら/池田理代子
フランス革命の史実を元に作られた超大作
ベルサイユのばらは、男装麗人オスカルと実在した悲劇の王妃マリーアントワネットを取り巻く環境や人物とで繰り広げられる壮大な歴史ストーリーです。のちに本家ベルサイユ宮殿を使い、日仏合作映画も出たりしました。ベルばらはTVアニメとしても放映されたり、宝塚などでもお馴染みですね。
風と木の歌/竹宮恵子
ドキドキして読んだ元祖BL漫画!セルジュとジルベール
中学生と言う多感な時期に読んだ漫画ですが、読み進みながら心臓がバクバクしたのを覚えています。今でいうBL的な部分は萩尾望都作品で入門しおりましたが、こんなにストレートな表現を読むのは初めてでした。漫画でドキドキするってカワイイお年頃でしたね私も。きみまろ的に言うと、昔ドキドキ今動悸…ですかね(^^;)50代のドキドキは、病気を疑えってことですね(笑)
50代の私が小学生の頃、ハマって読んでいた漫画ランキング■番外編1■
ついでに50代の私が小学生の頃、ハマって読んでいた漫画ランキングを作成してみました。こう見るとマセていましたね(笑)これは完全に姉の影響も関係してますね。
私には8つ歳の離れた姉がおり、この姉も少女漫画好きでしたのでその影響もあり、少女漫画に接する機会は比較的多かったように思います。
それでもはじめて読んだ少女漫画は小2の頃に友人宅で読んだ、キャンディーキャンディーでしたので、姉とは関係なく漫画好きな友人がそれぞれの年代でそばにいた為にハマっていったのかも知れません。
小学校高学年になると、少女漫画好きな友達と貸し借りをしたりしてその世界を更に広めた時期でした。
テレビアニメもキャンディーキャンディーやおはよう!スパンクは、コミックからアニメ化もされたので漫画は読んでいなくても知っている方も多いと思います。
今回は本で読んでいたマンガをご紹介しています。しかし、もしかすると時代的に小4~中一までが一番読んでいるので、記憶が前後しているものもあります。時期的に違っているかも知れませんが、読んでいたのは事実なのでそこは多めに見てやってくださいませ(^^;)
生徒諸君!/庄司陽子
少しだけ先の未来を垣間見てる気がした青春学園ドラマ
仲良しグループとつるんでいたり、リーダーシップと持ち前の明るさで周囲を魅了していく主人公ナッキーに憧れたりしました。「恋とか青春って、こんな感じなのか…」と小学生の私はちょっぴり背伸びしながら読んでいた記憶があります。主人公は成長して教師になるのですが、庄司陽子はマジメ正統派の少女漫画家と言うイメージでしたね。のちに榊原郁恵ちゃんが実写で演じた「ナッキーはつむじ風」もヒットドラマになりました。
悪魔(ディモス)の花嫁/あしべゆうほ
悪魔(デイモス)の花嫁/あしべゆうほ、原作・池田悦子
少女漫画界でのホラーの先駆けとなった作品
ゼウスとヴィーナスは許されない兄妹愛の果て、天界追放。悪魔と化したデイモスは生きながらに罰を受け苦しむ妹ヴィーナスを助けるために、現代に渡り生まれ変わりだと言う美奈子の体にヴィーナスの魂を入れることを目的に近づいたが、次第に愛するようになり…的なストーリー展開だと記憶していますが、途中からワンパターンになり飽きました(笑)それでも黄泉の世界の存在など、異世界話の走りだとも言える作品ではないでしょうか。
花ぶらんこゆれて/太刀掛秀子
小花など細部の絵がとても繊細!切ない系のストーリーにも涙して…
再婚によって継母からのいじめを受ける中、連れ子の男児に救われたり、新たに父との間に産まれた妹が出来たことで主人公のるりは…。絵が童話のように優しく、子供心に凄い画力だと感心していた漫画。他にも「雨の降る日はそばにいて」なども好きでした。これはなぜか少し年上の友人たちの間で人気でしたね。
えんじぇる/岩舘真理子
結婚に対する理想形や憧れを抱かせてくれた
すごくナイーブかと思えばちょっと違う。主人公スゥーが本当の家族の形を模索して手に入れていくハッピーエンドな物語。岩舘先生の描く男性はいつも包容力があって、将来の旦那様はこんな人がいいわあ(現実は厳しかった…笑)なんて漠然と憧れていたり、この方の描く子供がとてもかわいらしく小中高とずっと好きだった作品でした。
小さな恋の物語/みつはしちかこ
チッチとサリーの恋の行方は…と思ったら完結してた!
久々にどうなったのか調べてみると・・・ちゃんと完結していたようです(気になる方は読んでみて下さいね~)この物語はおチビなチッチと背高のっぽなサリー。この凸凹カップルが巻き起こす、ほんわかラプストーリーです。図書館でも貸出しているくらい清純派正統マンガです。純粋だったあの頃を思い出したい方へ(笑)リンクはイーブック(電子書籍)です。楽天では売り切れていて購入できないみたいでしたが、イーブックではちゃんとありました。
50代の私が大人(20歳以降)にハマって読んだ漫画ランキング■番外編2■
つづいて、50代の私が大人(20歳以降)にハマって読んだ漫画ランキングです!ここまで読んでくださった方々は、きっとマンガ好きなのではないでしょうか^-^ちょっと嬉しい…。
現在50代の私が、大人になってからというか主に20歳以降に読んでハマった漫画ランキングです。高校生の頃からマンガよりガールズバンドや洋楽系に興味が行き、しばらく読んでいなかったら、出てるわ出てるわ作者を見ても全然分からない?名前ばかり。
人としての性格や経験値もそれなりに重ねてきたので、読んでいた漫画も勢いのあるものが多いですね。
主人公の性別問わず、理知的だったり立場的にも強かったりする主人公モノや、単純に笑えるギャグテイストモノも好きです。
ファサード/篠原鵜堂
狼面(ウルフフェイス)・二対(ツイン)・教授(プロフェッサー)と共存する男の物語
自信の身体を3つの生物と共有する男、ファサード。自分の意思ではない者からの指令で時をさまよう。また時空を旅しながら、みずからが何者なのかを模索し、人々の運命に携わりながら人生を紡いでいく、ファンタジー&SFミステリーテイスト漫画です。人々の痛みが分かっても助けることが出来ない歯痒さを抱えながら生きるってつらいですよね。要所にひとひねりあったり、号泣するほど感動話が入っていたり盛りだくさんです。
ぼくの地球を守って/日渡早紀
前世とか月とかテレパスとか好きならおすすめ!
「僕の地球を守って」略して僕テラは、少女が呼んでも意味が分からんかも?的な場面も多い。だからって大人になって読み返すと、主人公を取り巻く人間模様は理不尽な関係も多く眉間にしわが寄る。それでも前世からの生まれ変わりは、現世でもなにかしら関わりがあるってこと本当にあるので、興味深く一気に読んでしまえた本でした。
月の子 MOON CHILD/清水玲子
有り得ないお話をどこかでありそうなリアルに描く漫画!
清水玲子の作品はボーイッシュな女子作品が多く百合的要素もあるので、そっち系が好きな人にもおすすめ。そこを抜きにしても絵が繊細でとてもキレイ!月の子は、三人の人魚が月から地球へ産卵するためにやってくるのですが、女性化して産卵できるのはたったのひとりだけと。他は中性として選ばれた一人を見守る役回り。嫉妬や憧れなど感情が渦巻いていてとても面白く、これも一気に読んでしまいました。他にも輝夜姫(かぐやひめ)なども、繊細でかっこよく好きな作家さんのひとりです。
獣王星/樹なつみ
両親を惨殺され行き場を失って連れていかれた先は食肉植物がはびこる危険地帯!少年は双子で共にこの過酷な場所で生き抜くために試練を乗り越えなくてはならなかった…ザッとこんな感じで口で言うと、面白さが伝わりません(笑)SF映画になりそうな、いや既になっていてもおかしくないほど素晴らしく出来上がったストーリー展開。息をのみます!これは読んでみてパッション感じで下さい!(←意味不だし)清水玲子や萩尾望都好きならおすすめです。
グラン・ローヴァ物語/紫堂恭子
面白くライトな小説でも読んでる気になってくる漫画!
簡単に言うと偽物が本物と出会って人として成長していく漫画!(要約しすぎ?実は忘れちゃいました…でもたしかこんな感じ!笑)紫堂恭子先生が描く漫画は、ファンタジーでありミステリアスでもありとても魅力的な主人公はもちろん、脇を固める者たちにも目が離せず小説や映画のように引き込まれます。時に役柄の名前とか地域名とか、カタカナが多くて記憶するのが大変なところが玉にキズ?!(私だけ?笑)
思わず実写ドラマも見ちゃった漫画2選■ちょっとブレイクタイム編■
山田太郎ものがたり/森永あい
貧乏でも悲壮感は無い!健気に頑張る主人公に自分が重なる
実写ドラマではジャニーズの可愛いイケメン山田涼介君が熱演したことでも話題でしたが、たまたまこの漫画の主人公も山田君です。山田君は成績優秀・眉目秀麗・スポーツ万能と非の打ちどころがないように見えて実は、放浪癖のあるダメおやじと、お金のやりくりが全く出来ないお嬢様育ちのダメ母の元に産まれ、幼い弟妹の親代わりとして奮闘する心優しき(でもお金に敏感)な名門校に通う貧乏少年の物語です。ほっこり笑いたいときにお薦めです。
私の家は兄妹4人と両親の6人家族で、幼少の頃から物心つくまでとても貧乏でした。父方の実家は裕福で、お坊ちゃん育ちな所があり、商売をしていましたが気前が良く儲けが薄くなることもしばしば。またおっとりしていて計算が苦手な母親でしたので、何となく自分と似ているシチュエーションに重ねたりしてみていました。
白鳥麗子でございます!/鈴木由美子
あの頃のファッションも思い出せる漫画!
バブル期の背景でそれとは関係なく人気だった鈴木由美子作品。代表作でもある白鳥麗子はホント好きでした。実は純情を絵にかいたような乙女なのに、一途に恋する哲也の前では高ビなプライドが邪魔をして、なかなか素直になれない…。その痛快爆笑なやり取りや時々ほろりとさせる所もとっても好きでした。
他にもおばさんなのに、冷蔵庫から出てきたら38歳に逆戻りして恋しちゃうビバ!山田バーバラなんか爆笑必至!
あとはクソババァに花束を!!
自分を捨てた意地悪な母親(クソババァ)を介護するお話ですが、笑えて泣けちゃう漫画です。
自分を捨てた意地悪な母親(クソババァ)を介護するお話ですが、笑えて泣けちゃう漫画です。
大人になってから好きになった、というか子供の頃はいらっしゃゃらなかった漫画家さんなのでね(^^;)
基本ファンタジー系で動物や妖精者なんか好きなので♪
★王家の紋章/細川智栄子あんど芙~みん
子供のころから続いているから凄いですよねぇ。水戸黄門かっ!ってくらい長いシリーズです。
この漫画を読んでエジプトの歴史や古代文字にも関心が湧きました。
エジプトの若き王との恋が主軸ですけど、主人公は現代の知恵を持って過去にタイムスリップし、昔にはない知恵を披露したらそりゃ歓迎されますよね~。
ってことでタイムスリップモノも大好きな設定です(笑)タイムスリップって夢がありますよね。漫画に限らず映画もそうですが、何とも言えないアンニュイな気分に陥ります。
過去にも未来にも自由に行き来できるとしたら、貴女様ならどんな事をしたいですか?^-^
私は…考えるだけでワクワクしてしまいませんか?(≧∇≦)
歳を取ってもずっと何かにワクワクしていたいものですね。
50代の私が今後読んでみたいと思ったマンガ
今度読んでみたい漫画をメモ書きみたいに記しておこうと思います。
・それでも世界は美しい/椎名橙
・暁のヨナ/草凪みずほ
・女王の花/和泉かねよし
・とりかえ・ばや/さいとうちほ
・黎明のアルカナ/藤間麗
・捨てられた皇妃/iNA / Yuna
このほかにも私の好みラインあれば追記していこうと思います。
漫画をコミック本として溜め込みたくない人は、読みたいときにサクッと読める電子書籍がおススメです。
↓
【50代の私が】まとめ【昔読んでいた少女漫画】
漫画コミックも、歴史と共に同じ作者であっても画風が変わったりして時代の流れを感じます。けれど、そんな時代を超えてもなお、読み継がれているものもたくさんあったりして…。大袈裟なようですが、友情や愛情の何たるかを漫画で学んだりもあったと思います。時にバイブルであったり、時には反面教師のように人生の善悪も教えてくれた「マンガ」。今のようにスマホや携帯が無い時代の楽しみのひとつであったマンガは、世界にもファンがいたりしてアニメ文化と融合して更なる人気カテゴリーとなっています。そんなマンガ文化を大切に次の時代へ引き継いていきたいものですね。ここまで長々と読んで頂きありがとうございました。
最後に、私が小学生の時によく描いてたキャンディーキャンディーと、スパンクの線画をどうぞ~描き方が学べます(←いらないな笑)
私が描いたキャンディーとスパンクの描き方講座です★画質は小学生のまま成長しておりません(笑)
まずはキャンディー(笑)
最後はわたくしの可愛いいスパンクイラストで、本日は終了いたします。
お目汚し大変申し訳ございませんでした((笑))!!