今さらですが、マスク。作りたいけれど難しそうって断念されている方へ、生地すら買わずに済むマスク作りをお伝えしようと思います。
と言う事で、使用生地はコレです↓
普通に使うには小さすぎるし、かといって捨てるのも忍びない…。いっその事リメイクして流行のベツノマスクにしてしまいましょう。
私もそれほど器用な方でないのですが、ちゃんとできましたのでコレを見れば、ぷきっちょさんでもきっと大丈夫!
丁寧に画像付きで説明いたしますので、ぜひチャレンジされてみて下さいね♪
アベノマスクリメイクさっそくスタート
下準備・画像1~3の説明
1.縫い目をほどきます
マスクのゴムが通っている所、左右二ヶ所ありますね。ここほどいていきます。ちょっと面倒ですが、ここだけですのでね。糸ほどきがあればスグです。(無い場合はハサミの先使って慎重にほどいて下さい)
縫ってある糸は白糸なので、誤ってガーゼ布を引っ張ってしまわぬよう注意して下さいね~。
それと、ゴムは結んであるものをそのまま使いますので失くさないように^-^
2.ガーゼ布を水通しする
買ってきた生地や布は、通常つかいはじる前に見ず通しと言う作業をします。そのまま使っても良いのですが、出来上がりにズレが引きつりが出てしまう事も有るので、水で濡らして布目を整えるんですね。
アベノマスクは既製品なので、水通し不要かもですが、一時期問題(汚れやゴミ混入など)になってたりしたのでね。じゃぶじゃぶと水で洗いました。タオルに挟んで水けをある程度取ったらもうアイロンで乾かしちゃいます。スチーム効果みたいな感じで^.^しかも薄いのでスグ乾いちゃいます。
そうしたら画像のように、一枚だったガーゼ布を右から左に二つ折りしましょう。この状態がダブルガーゼです。すかさずアイロン。このアイロンがけがあると無いとでは仕上がりもそうですが、裁縫作業がスムーズになるので、私のように下手っぴな人ほど、アイロンを多用した方が上手(きれいに)に作れるのでお薦めです。
3.さらに折ってクリップ止めしておく
2で折った状態がダブルガーゼ(二枚)ですが、この時点でさらに二折するので、実質うすいガーゼが4枚重なり合っている4重構造です。ここでもしっかりアイロンで押さえてクリップばさみ(待ち針でもok)などで固定しましょう。
ここからミシンで縫っていきます!
中表で縫い裏返して整える・画像4~12までの説明
4.端を縫う *縫い始めと、縫い終わりは返し縫いを忘れずに!(←縫う部分全て共通)
さてようやく裁縫です。ぱさぱさしている方を縫っていくのです。右端から約1.5㎝に印をつけておきます。上の画像では1㎝としていますが、ガーゼはヨレやすいので5mm程度の余裕を取って縫い進んだ方が安全です。
縫い始めも、糸を巻き込みやすいので5mm程度先に針先を落とし、そこから下まで1.5cmの幅をキープして縫っていきますがまっすぐ縫うのが自信ないわ~って方は、下までガイドライン引いても良いと思います。
因みに、私も使っている印付けペンは、水で洗うと消える仕様なのでお裁縫ビギナーの強い味方アイテムです。
5.縫い代を割る
1.5センチ幅で縫ったところを左右に割って(開いて)、アイロンで押さえます。ここをキレイに割って落ち着かせておかないと、表に返した時にボコボコになったりするので必ずアイロンで倒しておいて下さいね。
6.裏返して形を整える
裏返す。先ほどのアイロンが効いているので折り返して形を整えるとき楽ですね。
もうね5~8は、こんなに刻まなくてもいいような気もしますが(笑)分かりやすく丁寧にと思うとこうなります。ミシンなど得意な方は飛ばして読み進まれて下さいませ(^^ゞ
7.しかしふたたびアイロン!
裏返してらも若干浮いていると思います。そこをしっかりアイロンで押さえて下さいね。またか!?って思わないでください(笑)なぜこれほどアイロンを多用するのかと言うと、ガーゼマスクは分厚くなるので縫いづらいんです。少しでもその過程を軽減するためなので、ご了承願いますね~。あ、でもそこまできれいに仕上げなくてもいいのよ~って方は、指アイロン(指のチカラで布を押さえつけて癖づける)で先に進まれてもokです♪
8.そしてさらに二つ折りにします
さらに二つに折ってアイロンをかけ、中央がわかるようにしておきます。
9.折り目に沿って折りたたむ
まずは左側を、中央の折り目に沿って折ってください。かるくクリップで押さえておきます。
10.右も折りたたむ
左側と同じように、右側も中央の折り目に沿って折りたたみ、上からアイロンプレス!
開いてこないようにクリップや待ち針で止めておいて下さいね。
11.下から5cmに印付けする
下から5cmの所に印付けしますが、例によって5mm程度上から測るので実際には5.5cmぐらいですね。こうして作業していると、ガーゼ布は糸崩れや布ズレなど平気で起こります。こんなにアイロン多用してもですよ~。
12.左右に印付けしたらまたもやアイロン!(笑)
左右の印付けが終わったら、ここでもアイロンは必須です。アイロンの回し問か!ってぐらいかけます(笑)本当にかけた方が縫いやすいし、きれいに仕上がるんですから!
もう一度言いますよ~ビギナーこそアイロン使う!←はいここテストで出ま~す(うざっ)笑
まあまあそうして多少はみ出た布や糸くずは、ここでいったんキレイにしておくと良いです(しなくてもいい作業ではありますが、より仕上がりをキレイにする場合は、ハサミで切りそろえたりしておきます)
いよいよ西村大臣マスク中枢部分に突入です!
長さを図って印付けしたらピン止めしておく・画像説明13~18
このマスクのキメ部分!蛇腹になる部分ですね。ここま来ると作業もあと半分程度なので、頑張って下さいね~☆
13.マスク上部分を作る
下から5cmの所に付けた印まで、布を開く。この時、下の部分は開かずそのまま。印の所から下に向かって癖づけるため、アイロンをかける。形としては三角形になる感じです。
14.両サイドクリップ止めする
右が終わったら、左も同じように三角形をかたどるように寝かしつけアイロンで押さえたのち、クリップや待ち針で止めておきます。
15.もうひとつの印付け
15の作業は14のライン縫いが終わってからでも良いのですが、面倒なので一気に終わらせときます。下から3cmの所に印付けしておきましょう(両サイド)。ここはあとから、三つ折りしてゴムを通す部分になります。
16.両サイドラインを結んで印付けする
先ほど下から3㎝につけた両サイドの印を左右繋いで、分かりやすいガイドラインを引いておきます。布が分厚くだぶついてくると、ズレやすくなるのでガイドラインもあった方が安心♪
17.反対側にも同じようにガイドライン
反対側も同じように印が付いている所をラインで結びクリップで止めておく。
18.印が入ったら、改めて全体的にアイロンプレスする
あと一息!印に沿って縫うだけ!
もう完成形が見えてきた!ゴールはすぐそこ~ファイトです!
三つ折り部分を縫ったらゴムを入れて完成・画像説明19~24
19.3㎝のガイドラインを縫う
ここを縫う時は、慎重にゆっくりと縫って下さいね。また縫い始めは糸が巻き込みやすいので、端から5mmの所に針を落とし縫い始めて下さい。
キレイに縫う為に、目打ちなどで生地を送って縫い進むと縫いやすいですしきれいに仕上がります♪
ちょっと手元に無かったので、フォークで代用しました((;^ω^))
20.だぶつく部分を排除するための印付け
ここは三つ折りにしていく部分ですが、折り曲げるとかなりの厚さになり縫いにくいため、減らすのです。カットする部分は下の画像部分↓
21.だぶつく布部分をカットする
布地をカットするときは、下まで切ってしまわないよう注意して切りましょう。
22.ゴム通し道を作り、ゴムを入れておく
通常ゴムをマスクに通す場合は、ゴム通しでゴムを通し終えてから結びます。
しかし今回は、アベノマスクにもともとついていたゴムをそのまま使用しますので、ここで三つ折りに入れておきましょう。
23.いよいよラストへ向けて最後の直線縫い!
もうここまでくると説明不要ですね。画像のように仮止めしておいたクリップを外し三つ折りを縫いましょう。
24.完成!
これで完成です^-^
いかがでしたか?意外と簡単に出来ますよね。ミシンが無い場合は手縫いでもokですよぉ。
さっそく装着してみました!
装着してみましたがもともとガーゼなので、息苦しくは無いです。
さっそく装着してみることに。上の正面からは私ですが、下の横から画像はもひとつ作ったので旦那ちゃんに装着してもらいパチリ。男性でも結構すっぽりとカバーしてくれていることが分かりますね。
ついて来たゴムですが、スグゆるくなってしまいました(^^;)
あとはノーズワイヤーなどを入れたりして縫えば、ガーゼなのでユルフワ感があるのでピシッと形も持続するでしょう。
【アベノマスク】西野大臣マスクへ【簡単リメイク】感想・まとめ
もらったは良いけど実は使用してない…という方でも西野大臣マスクなら使ってもいいかなって思われた方多いと思うんですよね。でもわざわざ布を買ってもし失敗したら嫌だし。そんな時にアベノマスクは気軽に使用できると思います。一枚作って、作り方が理解出来れば、好きな布を購入して沢山作っても良いですよね。長ーく説明を載せておりますが、慣れてくると一枚10分程度で作れちゃいます。ぜひ楽しんで作ってみて下さいね。
裁縫苦手だし、やっぱり既製品の方がいいわ~と言う方はコチラ(;^ω^)↓