【これ】50代過ぎても間違えやすい漢字20選【読める?】

50歳にもなればたいていの漢字は読めますよね。でも時々「あれ?これってなんて読むんだっけ?」などとよく見る文字なのに、読み方に自信が持てなかったり、根本的にその漢字の読み方が間違っていたとしても気が付かない場合もあるかと思います。

そんな間違いを人知れず正しい記憶として上書きし、次からは堂々と使えるようになりましょう(*'▽')/

それでは早速見て行きます。

1.琴線に触れる
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正しい読み方は、きんせんにふれるです。「ことせんにふれる」と読み間違えしやすいので注意です。逆鱗(げきりん)に触れると意味を混同している人がいるようですが、全く真逆と言ってもいいほど別の意味(目上の人の怒りを買ってしまったこと)になるのでしっかり記憶違いは訂正しておきましょう。意味→素敵なモノや事に出会えた時、感動や感銘を受けること。琴線とは琴(こと)の糸を指しています。この糸をはじいて奏でられる音色を聞くと、何とも落ち着いた気持ちになったり贅沢な時間を過ごせてる気になりますよね。そんなところからきている、日本らしい表現のひとつです。
2.出汁
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正しい読み方はだしです。「でじる」と読み間違えやすい。意味→煮だした鰹節や昆布の汁の事
3.重複
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本来の正しい読み方は、ちょうふくです。「じゅうふく」と読みたくなる!というか読んでいる人があまりにも多い読み方で、現代ではどちらも正しい!とさえなったのですが、本来は「ちょうふく」と読みます。意味→二つ以上の物事が重なることを言います。
4.云々
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正しい読み方は、うんぬんです。でんでんと読み間違えした安倍首相の話は有名です。と、ここでわたくしも首相の読みを長らく間違えていたことに気づきました!(^^;)シュソウだと思っていたのです!(恥っ)正確にはシュショウなのでした。意味→その先の詳細を意図的に隠したりあやふやにぼかしたりするときに使う言葉。
5.発足
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正しい読み方は、ほっそくです。web検索などでは、素直にそのままハッソクと入力しても出てくるので悩ましい読みのひとつですよね。はっそくも正しいとされていますが、一般常識としては「ほっそく」が正しい読みです。意味→企業や会社に限らずグループや、なんらかの集合体が活動をスタート(出発)すること。
6.雰囲気
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正しい読み方は、ふんいきです。ふいんきと読み間違えしやすい。悩んだら一文字目のには下に分と言う文字が入っているので「ふん」と読むのが正しかったな!と思い出してくださいね。意味→その場の状況や空気、そこにいる人たちが、かもしだしている状態を気分的に表す様子。
7.訃報
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正しい読み方は、ふほうです。カタカナのが入っているのでトホウなどと呼んでしまう人が多い。またなぜかキッポウ読み間違えする人も多く…。しかし間違うと意味も違ってくる(吉報=キッポウは良い報告の意に対し、訃報は死去の知らせです)ので注意したい漢字です。意味→親族や親族以外の人から、亡くなった(死亡した)ことのお知らせや連絡のこと。
8.礼賛
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正しい読み方は、らいさんです。れいせんと素直に読み違えてしまう事が多い言葉です。法事などでお坊さんが「皆様、礼拝(手を合わせて仏様におじぎをする)願います」という場面がありますが、文字で見るとレイハイと読みたくなりますね。しかしこの場合もライハイと読みます。意味→仏語としては、仏・法・僧の三宝 (さんぼう) を礼拝 (らいはい) し、その功徳 (くどく) をたたえたりする事や法事などの行事を指しますが、一般的には「偉業を成し遂げたあの方を礼賛する」などと言う形で使用します。つまりほめてたたえる事です。
9.独擅場
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正しい読み方は、どくせんじょうです。似た字として「独壇場=どくだんじょう」がありますが、漢字と読みも意味も同じく使う方も多いと言う事で、慣用化している言葉です。完全なる間違いでも無いのですが、正確な読みとしてとらえる場合のコツは、真ん中のダンの文字に注目し、どく壇(だん)→へん、どく擅(せん)→てへんと記憶すると良いでしょう。意味→他よりもズバ抜けて優れている状態の事。そのひとりが意のままに振る舞う様。ひとり舞台の意から来た言葉。
10.旧中山道
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正しい読み方は、きゅうなかせんどうです。ドライブルートを調べている際、いちにちじゅう、なかやまみちを走るルート」と読んでしまう人が、一部いらっしゃるらしい(笑)ので載せてみました。というか、それどんなルートよ(^^;)意味→江戸の幕府や藩主により整備された街道の事で、有名な五街道(東海道・中山道・甲州街道・日光街道・奥州街道)の中の、いちルートとして認知されており今も親しまれています。
11.凡例
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正しい読み方は、はんれいです。私たち50代は「平凡」や「明星」などと言うアイドル雑誌で平凡のボンと認識している場合が多い?(笑)ので、ぼんれいと読み間違えしやすいかも(^^;)また、似たような言葉に「汎用(はんよう)=広くいろいろなものに使用される事。またそのものを指す」がありますが、これもボンヨウと読み間違いしてしまう事が多い漢字です。意味→書物の最初にその本の方針や意図、または使い方を個条書きにしたもの。
12.忖度
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正しい読み方は、そんたくです。スンドとかフドなんて読む人もいるそうです(^^;)でも、以前世の中で話題になった言葉ですので、いまさら読めないとか恥ずかしいかもしれません!しっかり記憶しておきましょう。意味→相手の気持ちを慎重にさぐって考え、意向(本音)を推測し、適した言動を取る!ような時に使われる言葉です。2017年森友学園問題の際に、この忖度と言う言葉が使用されて以来、広く一般の人にも認知されるようになりましたね。
13.代替機
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正しい読み方は、だいたいきです。ただ、現在では例えば車の代替え車(代車)とか、スマホの修理の代替えなどとして耳にすることも多く、そちらの方がより浸透していると言う事でダイガエでも通用するようですが本来の読み方はダイタイキが正しい読み方です。意味→その者に対して代わりになるもの(機器など)
14.各々
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正しい読み方は、おのおのです。かくかくとそのまま読んでる人がいるようですので載せてみました。一文字だと各(かく)と読めるので間違いやすい読みかもしれませんね。また、かくかくしかじかと言う言葉もありますが、意味が違いますし漢字にすると斯々かくかく(斯斯)=「これこれ」つまりこれとこれとこれ!などをまとめた意であり、然々しかじか(然然)=分かり切った不要な事を繰り返し言わない意であることから「省略したいときに用いる言葉」になります。意味→皆の中のひとりひとりを指す。複数いる中の個人や、各自の意です。ものには使わず「人」だけに使います。ちなみに物には「それぞれ」が適確です。
15.間髪
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正しい読み方は、かんはつです。間髪入れず声を掛け合う!なんて使用されますが、カンパツと読んでいる人は意外に多いのです。しかしこれもすでに慣用化(一般に浸透してる言葉)されているような感じがしますね。意味→ゆとりのない様子。もともとは、間に髪の毛一本も入らないところから転じた言葉。
16.乳離れ
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正しい読み方は、ちばなれです。ちちばなれと読み間違えしやすいのですが、もともと離乳(りにゅう)を訳した言葉として作られた言語です。しかし最近では、ちちばなれとして使う媒体も多い事から、徐々にどちらでもokと言う流れになってきているようです。意味→赤ん坊が成長し母乳やミルクを飲まなくなること。最近では断乳(だんにゅう)や、卒乳(そつにゅう)と呼ばれることも。
17.一応
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正しい読み方は、いちおうです。いちようと読んでいる方が多いのですが、一様(いちよう)は全てが同じような事、良くあるさまとして、「皆一様に頭を隠した」のように使うので、一応(いちおう)とは全くの別物です。意味→じゅうぶんに整ったわけではないが、念のため!のように「とりあえずは…(一応の)」と言う意味で使用する。
18.気障
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正しい読み方は、きざです。キショウと読み間違えしやすいですが、例えば性格的にらんぼうものな人を表現するときは「気性(きしょう)の荒い人」として、「性」と言う字を使い、珍しいものを表現したいときは「希少(きしょう)価値がある品物」と言うふうに別の文字が割り当てられているので、間違えないように注意しましょう。意味→【気障り=きざわり】の略語で、服装や態度が気取っていて嫌味な様子を表すときに使われる言葉。気障(キザ)な人ね~なんて具合に使いますが、漢字よりカタカナで使う人が多い言葉でもありますね。
19.御利益
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正しい読み方は、ごりやくです。利益(りえき)で慣れているため、そのままゴリエキと読んでしまいがちですが違います。意味→神仏から有難く受ける恩恵のこと。
20.茨城県
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正しい読み方は、いばらきです。私もイバラギと入力してから県といれていましたが、どうりでイパラギケンと入れると茨木健と出ておかしいなぁと思っていたのでした(笑)。と言う事で読み間違えしやすい県名として挙げてみました。意味→関東の北東に位置し、水戸納豆やメロン(実は生産・消費ともに全国1位)が美味しく有名。自然豊かでありながら都心にもアクセスしやすい県です。

 

編集後記

いかがでしたか?皆さんもきっとひとつやふたつ読み違えていた漢字があったのでは無いでしょうか。「え?ひとつも無かった?それは凄いです!」ぜひこの(一生懸命作った)ページをブックマークして(笑)ご家族の皆さんやご友人にも出題してみて下さいませ( ;∀;)きっと、「えー!?そんな読み方だったのこの漢字ぃ!Σ(・□・;)はあ、役に立ったわぁ~」となる方が少しはいらっしゃるバス…(^^;)

最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。

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