迷信だろうとあまり気にしない方もいますが、厄年にお祓いをしたり、お守りを購入したりする人は意外にも多く実に3人に1人が厄年を気にしているというデータがありました。
*以下、内容参考及び一部引用はこちらから→*年齢研究所調べ
それまで順風満帆でも突然の病や不幸に見舞われやすくなる、大きなけがをしやすい等、または人災や天災だけでなく生活面では仕事や家族間の問題、若い世代なら恋愛問題がこじれたり金銭面で問題浮上など、とにかく様々な運気が低迷してしまう大殺界(懐かしい…)的な時期を一般的に厄年と呼んでいます。
とりわけ一番の関心事は、厄年イメージ表でも分かるように「体調を崩しやすい」つまり病気を意識したものとなっているようです。
厄年の起源と現代の平均寿命
厄年の起源はナント平安時代と言うから驚きです。源氏物語の時代ですね。当時は平均寿命も短く女性の厄年は、37歳が最終年齢。それ以上を考える必要が無いほど短命だったと言う事でしょう。
そんな古い時代に出来た厄年も、定着したのは江戸時代。
この年代でも男女の平均寿命は30~40代までと短いのです。生後間もなく命を落としてしまう乳児が多かったり、20代に満たないまま亡くなっていた背景には、現代のような医術が確立されて無かったのも一因でしょう。
(*統計を正確に取れるほどの資料が存在しないため、現在の計算式に当てはめたものなのなので、この平均寿命には所説あるようです)
かの有名な徳川家康は75歳(当時としては長生き)まで生きたとする史実を見ると、将軍家などの富裕層では栄養が庶民よりも採れていたため長生きすることもあったようですが、全体で見た場合はやはりそこまで長生きすることは出来なかったようです。
しかし現在の日本人平均寿命(参考最新*厚生労働省)は、男性が81.09年、女性が87.26年。これにより考察された新厄年では、最終年齢は63歳にまで引き上げられました。この63歳と言う年齢は男女ともに注意喚起されていて、最終の大厄と決定されています。
「我々は75万人ものデータを分析し、病気が発症しやすい年齢というものを算出しました。これは日本で初めての試みだろうと思います。ある年齢で病気の発症率が上昇しているポイントを発見し、それを『新・厄年』として設定したのです」
こう話すのは、この調査を行った「年齢研究所」所長で、茨城キリスト教大学名誉教授の板倉弘重医師です。
52歳が新厄年に該当!なりやすい病気はコレ!
それでは詳しく新厄年で挙げられた年齢を見て行きましょう。これまでで定着してきた厄年年齢とどのように変わっているでしょうか。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
厄年 | 25・42・61 | 19・33・37 |
新厄年 | 24・37・50・63 | 25・39・52・63 |
50代は本厄・前厄・後厄も気にして正解!
目で見て分かるように従来厄年には無い、4つ目の年齢表記が増えています。これはそれだけ日本人の平均寿命が延びたためと考えられます。
またこれまでの厄年は、良く言われている7の倍数(東洋医学から)に人の体調変化が起こりやすいので気を付けましょうと言うものでしたが、新厄年は実際に病気発症リスクが高い具体的な年齢を掲げている所がポイントです!
私達女性が気にする50代の所を見てみますと、52歳となっています!新厄年を見てこれから52歳を迎える方、もうとっくに過ぎたわよと言う方、皆さんはいかがでしょうか。
因みに従来の厄年では、本厄の前に前厄、そして当然のことながら後にも後厄があると言われ、本厄の前後は同様に警戒して対策せよとの時期でした。これを踏まえると、新厄年でも52歳が本厄だとしたら、51歳は前厄として53歳は後厄として気を配るのが良さそうです。
女性の50代から発症しやすい病
人生50年も生きていると様々な病気に対する免疫も出来ているのですが、病は積み重ねられた生活習慣からくるものばかりでなく、遺伝的な物であったり突発的な物であったりするから厄介です。それでは見て行きましょう。
病名 | どんな病気? | 対処法は? |
白内障・緑内障 | 白内障にも種類があるが多くは加齢で、他にも糖尿病や病によるものもある。見るモノが白く曇って見えたりする。緑内障は眼圧上昇による視神経圧迫や障害による視野欠損などが出現し、進行すると失明する事も! | どちらも投薬点眼やレーザー治療などがあります。比較的白内障の手術は頻繁に行われ予後も良いものが多いです。しかし緑内障などは一気に進行する場合もあるので、検診で要検査と出たら進行状態を把握するためにも早目の眼科検診を! |
更年期障害 | 閉経前後に出やすく、女性ホルモンの減少により不定愁訴(多汗・頭痛・動悸・肩凝り・腰痛・イライラ等)が出現しやすくなる。はっきりした理由もなく人により様々な症状が出る。 | あまり深く悩まず趣味などでうまく気晴らししましょう。それでも無理な場合、婦人科で詳しく検査することが出来ますし、軽減できる薬やアドバイスがもらえるので受診されてみて下さい。 |
乳がん | 乳腺に出来る癌。乳房周辺のしこりやへこみ。腫れやひきつれ、皮膚自体変化。 | 定期的な検診が一番です。50代以上はマンモグラフィー推奨(2年に一度) |
骨粗しょう症 | 閉経による女性ホルモンの低下や生活習慣病と関りがあり、骨密度が減り骨折しやすい状態に。整形外科などで骨密度が図れるので積極的に受けましょう。 | 骨密度を低下させない食べ物として、カルシウム・ビタミンD・ビタミンKなどを積極的に摂り、スナック菓子・インスタント製品は避ける。適度な日光浴も良。 |
膀胱炎 | 尿道と肛門が近い位置にある女性は比較的膀胱炎になりやすく、排尿時の痛みや血交じりの尿に加え、発熱・倦怠感など出現します。 | オシッコを我慢しない、ストレスや疲れを貯めない、十分な睡眠の確保。排尿時に違和感がある場合は、市販薬よりも専門の泌尿器科がベスト。細菌侵入を甘く見ると大変ですよ! |
関節リュウマチ | 40代・50代に多く、朝起き掛けの手指のこわばりで気付く方も。疲れやすく、食欲に村が出たり、徐々に体重が減ってきたり、進行すると全身の関節やしびれや痛みも。 | 膠原病内科などで受診してみましょう。簡単な血液検査でリュウマチ因子があるかどうかも判別可能。投薬治療で軽減や症状遅延も。その他の膠原病も40代・50代で発見されやすいです。 |
高脂血症 | エストロゲンと言う女性ホルモンが激減する閉経前後に掛かりやすい病気です。エストロゲンが減ると悪玉コレステロールが増えて血中にコレステロールが流出→血管をもろくしてしまう→脳が詰まれば脳梗塞を引き起こし、心臓で起これば心筋梗塞などにも繋がる危険因子です。進行して動脈硬化にならないよう注意しましょう。 | 血液中の脂肪値が高い状態を高脂血症(脂質異常症)とされ、対処法としては減量・減塩・ダイエット・野菜や魚(特に青魚)中心の食事に加えアルコールは控え目にし、タバコは禁煙が望ましいです。 |
いかがでしたか?私たち50代女性が発症しやすい病気を調べてピックアップしてみましたが、いったいどんな病気に罹りやすいのか、事前に知っておくことで防げる病もあるかも知れません。町の検診などは自分の生活習慣を見直す良い機会ですのでぜひ、積極的に受けましょう。
令和からは平均寿命ではなく健康寿命を延ばす意識改革を!
50代健康寿命を意識したレベル別メニュー
レベル1
1日のうち5分程度の軽い運動(好きなもので良い)
レベル2
1日10分程度のウォーキング
レベル3
1日20分程度のウォーキング
レベル4
1日20分以上のウォーキングに加え、週2回の筋力トレーニング
レベル5
1日20分以上のウォーキングと週2回の筋力トレーニング、週1回のヨガやスイミングなど
これは、私自身が怪我で入院した際に医師から、体力と体重を戻すべく組んで頂いた運動メニューです。
と言っても難しいことは無く、オーソドックスなダイエットメニューとなんら変わりません。少しサボっていた期間があったとしても、気づいた時から(運動やダイエットしたくなったら)いつでもリスタートできるものなので、良ければ参考にしてみて下さいね。
レベル1から5まで一つのメニューに対し1週間程度を目安に。しかし必ず進まなければいけないものではないので、ご自身の体調と照らし合わせできる範囲で継続して行きましょう。
因みに私は今でも、レベル3のウォーキングはずっと欠かさず行っております(1日トータル1時間半~2時間。平均6千歩程度のゆるいものです)
万歩計や活動量計などを身につけてたり、スマホを持っているのであればウォーキングアプリなどで日々記録するのも後から見直せて良いですよ。
万歩計・活動量計
ウォーキングアプリ おススメはコレ↓私は無料と有料を使い分けて3つとも使っていますが、お好みでどうぞ♪
・あるくと(完全無料)…歩いた歩数によってプレゼントが抽選で当たる!スマホが歩数計代わりになる。マップに表示されるキャラクターを拾ってポイントを貯めたりしながら、楽しく歩数をこなせるアプリ。
・フィンク(基本無料・有料)…歩数計機能・アスリートやモデルさんダイエット・トレーナー在籍するダイエットアプリ。スマホと連動して自動記録できる体重計など割引価格で購入できる。
・スギサポウォーク(基本無料・有料あり)…スギ薬局が運営元のウォーキングアプリ。ウォーキングをしながらマイルをためて景品交換できる。
他にもスマホのアプリ検索でダイエットとかウォーキングとか入れて探すと出てきますよ♪使いやすくて好みのデザインや雰囲気で選べば、運動するときの気分も上がってモチベーション維持に役立つと思います^-^
運動はどうも苦手・・・なんか他にない?と思ってる方に朗報♪
突然ですが、皆さんはアディポネプチンと言う成分をご存知ですか?この間、NHKのニュースを見ていたら、突然耳に入ってきた成分名wikipediaアディポネクチン
長生きホルモンとか、メタボやダイエッターに救世主!?その後もこの物質は、大々的にTVや雑誌で話題になったりしましたのでご存知の方もいらっしゃるかも知れませんね。
*スッキリでも
[youtube]
アディポネクチンとは?
脂肪細胞のみ放出される善玉ホルモン。もともと私たちの血中に存在する蛋白で、この数値が少ない人に生活習慣病(メタボ)体質が多い事が分かっています。
100歳以上の方を対象に検査したところ、血中アディポネクチン量がなんと2倍もあった!(調査データ*慶応義塾大学医学部・広瀬信義教授)
「アディポ」は「脂肪」、「ネクチン」は「くっつく」という意味で、アディポネクチンは内臓脂肪細胞で作られる超善玉物質です。大阪大学分子制御内科学教室の松澤教授のグループによって発見された物質で、私たちの健康維持に最も重要な役割をするものであると、世界中の研究者が注目しています。
引用*https://www.adiponectin.net/内より抜粋
一日2粒からでok!運動しなくてもしたと同じになる夢のようなサプリ!
新厄年と50代からの見直し~まとめ~
あれこれ備えると言う行動は、やりすぎると言う事がありません。食生活もそう。検診などで何かしらの項目が指摘されたら、ラッキー!と思えるくらいに前向きになってそれ以上悪化しないよう努めましょう。
運動なども出来る事からコツコツと無理のない範囲ですることが長続きさせるコツです。どうしても出来ない時でも、『5分だけ歩く』やできる体制で出来る事を必ずする習慣をつけると、少しでも出来ない日は逆に気持ち悪くなるようになるものです。
個人的に全ての数値が、まずは体重を減らせば解決することを身を持って体感しています。結果の数値に一喜一憂する前に、とりあえずダイエットしてみましょう。自分で出来る所まで頑張ってもだめな場合は、何か他に原因があるかも知れません。その場合は迷わず現代医療に頼りましょう。
新厄年を踏まえて、50代からは早目の対策を!
自分の体の数値(栄養素)を可視化できる検査で目からうろこ!?
健康には気を配っているつもりだけれど、果たしてこれまで同様の食生活で良いのか?と思う事も有るかと思います。そんな時にぜひおすすめしたいのが、ビタミン・ミネラル15種類の栄養吸収量がわかる尿検査キット【VitaNote】です。
ビタノートとは、世界で初めて、栄養吸収量の測定を可能にしたサービスで、病院に行かなくとも自宅で手軽に尿のみで検査できる優れもの!
たんぱく質、ビタミン、ミネラル、酸化ストレスなど15項目が数値やグラフでわかる!だから自分に足りない栄養素が一目瞭然!
これまでは
とか、
などと、安易に選んではいませんでしたか?または、サプリに限らず
とか、もしかしたらカルシウムなんかは充分に足りていて、逆に気がついて無かった(足りていない栄養素)を知るキッカケになります。この部分が分かったうえで、食事から摂取するにしろサプリから摂取するにしろ、補うことが無駄のない摂取方法と言えるのではないでしょうか。
ただやみくもに選んで飲むよりも、良い気がします。しかもこのビタノートでは検査後、足りない栄養素を鑑みたサプリメントをオーダーメイド出来るんです。もちろん、サプリは要らないと言う方でも、検査のみ受けることは可能ですので、この機会に自分に足りない栄養素調べてみてはいかがでしょうか。
😆実は私も購入してみました!後日体験談もupしようかと思ってます。
新厄年とわたし~編集後記~
世の中良いものが沢山出てきて、健康も自分で管理していく時代です。この時代の新しく出来た素晴らしいサービスは使われてこそ、より進化していくものです。新厄年しかり、新しいものに対し全てとりあえず拒否!みたいな姿勢の方がいらっしゃいますが、とてももったいない事のように感じます。
もちろん見極めて自分なりに選別していくことは大切ですが、統計学も日々加算され新たな実験データも続々出てきている世の中です。信じる・信じない程度のこれまでの厄年ポジションをお祓いなどして安心して終わるよりも、新厄年は病気になりやすい年頃を数値的に割り出して発表されたものなので、厄年年齢の前後は特に注意して生活してみることをおススメします。
占いなどよりもよほど信憑性がある新厄年。生かすも殺すも自分次第。人生100歳だとして、50代は折り返し地点ですよね!できるだけ元気にハッスル(古っ)していくのだと自分に言い聞かせています。同世代の皆さま、共にがんばって新厄年を乗り越えましょう!